「懐かしの森林鉄道」
毎年冬場に開催していた遠野の鉄道フェスタであるが、令和3年度は新型コロナウイルスの影響で延期になっていた。7月開催という日程は聞いていたものの、参議院選挙の関係で市役所庁舎が使えないということで、内心「再延期かな」と思っていた。 駅前の「あすもあ遠野」で開催することになり、メインの会場は「あすもあ遠野」の3階で新幹線やプラレールを展示することになった。 この時点で3階へお客様を誘導するため、「受け付けで路面モジュールを展示してほしい」と岩鉄事務局から依頼があった。私は「猫屋線利用で附馬牛の森林鉄道風にしてはどうか」と提案をさせていただいた。 附馬牛の森林鉄道は「「遠野早池峰ふるさと学校」で一度展示を見ただけで、詳しい資料はないので「まあだいたいこんなものだろう」という感じで作ってみた。 附馬牛の森林鉄道では旅客営業をしていたという記録はない。したがってディーゼルカーがいるのはおかしい。DLが牽いているいる貨車はトミックスのNゲージのチ1である。そもそもNゲージ用としても木材が大きすぎるのであるが、逆に1/80でもあまり違和感が感じられないこととなった。 しかし、森林鉄道の荷物に樹皮のついていない木材が載っているのは自分でもいかがなものかと思う。 森林鉄道の展示の中に「私は森林鉄道に乗って嫁いできた」という地元の方の証言があった。写真はなかったので、こんなものではないかと思いプライザーのフィギュアを載せてみた。(何か?) 森林の一角にはパンダの森を作ってみたが、歴史的に附馬牛にパンダが生息していた…